「ゲーム心理学」知見保管庫

「ゲーム心理学」の参考文献等を投稿します。

2023-07-03から1日間の記事一覧

{98}Max Birk and Regan L. (2013)

コントローラの際によるプレイヤー体験の変動、またその要因を実験したもの。 プレイヤー体験はゲームプレイ中に表出された性格の変動の影響を大きく受ける。性格の変動はプレイ中の欲求充足により変わるため、例えば扱うコントローラによって、ゲームの合う…

{97}Nick Yee, et al. (2012)

ゲームの動機付けの3因子モデルの追加検証。 Yee (2007)の妥当性確保のための検証。 指標は3因子を直接抽出しているわけではなく、下位10項目を評価しているため、これの改善として12項目(1因子につき4項目)による評価を行う。→パイロット調査を経たのちに米…

{91}二宮 理佳, ほか. (2012)

日本語の多読授業が対象の情動面にもたらす影響。 多読とは文字通り多く読むこと。「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」「進まなくなったらやめる」ことを三原則に、比較的やさしいものから読み進め、細かいことは気にせず文脈で内容を把握しなが…

{90}岡崎 善弘 ほか. (2017)

プログラミング学習の一番最初、動機付けの段階で有効な授業スタイルはなにか、期待価値理論の観点から。 対象は小学3〜5年生。1人の指導員と21人参加の講義型、21人参加の2人1組の協働型、20人参加の個別でこなす個別型の3つ。事前/事後の期待と課題価値を…

{99}Christian Burgers, et al. (2015)

教育用ゲームの動機付けにフィードバックがどう絡んでいるのか、またその構成要素の詳細を実験で確かめたもの。 脳トレライクなゲームを用いる。2(フィードバックの正/負)×3(記述・比較・評価フィードバック)の6条件に割り振り。157名(女性109名 平均32.07歳…